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EM珪藻土フラット 下地別施工マニュアル

・対象下地
・用具の準備
・仕上げ材および下地処理剤の作り方
・施工手順
 ケース1 EM珪藻土フラット(ローラー塗り)・新規の石膏ボード
 ケース2 EM珪藻土フラット(ローラー塗り)・既存のビニールクロス
 ケース3 EM珪藻土フラット(ローラー塗り)・コンクリートおよびモルタル面
 ケース4 EM珪藻土フラット(ローラー塗り)・古壁(繊維壁・砂壁・じゅらく壁)
 ケース5 EM珪藻土フラット(コテ塗り)・新規の石膏ボード
 ケース6 EM珪藻土フラット(コテ塗り)・既存のビニールクロス
 ケース7 EM珪藻土フラット(コテ塗り)・コンクリートおよびモルタル面
 ケース8 EM珪藻土フラット(コテ塗り)・古壁(繊維壁・砂壁・じゅらく壁)
・EM珪藻土フラットカラーバリエーション
・EM珪藻土フラット仕上げパターン
・施工の注意点

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EM珪藻土フラットの適合下地

(EM珪藻土フラットは主に次の下地に施工することができます)

1. 新規の石膏ボード
2. 石膏ボード上の既存ビニールクロス面
3. コンクリートおよびモルタル面
4. 古壁(砂壁・繊維壁・京壁・じゅらく壁)


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用具の準備

まず事前に次の用具の準備をしてください。
※材料の配合・軽量
・混合用の樽 大
(30リットル前後)
4個
(仕上げ材の練り用および用具の洗浄用)
・洗浄用のハケ 1個
・ゴムバケツ 1個(副資材の練り用)
・ひしゃく 1個
・攪拌機 1個
・軽量バケツ(10リットル用のものが使いやすい) 1個
・グラスファイバーテープ(幅50mm) 適当数
・マスキングテープ 適当数
・養生シート 適当数
※材料の塗り付け用
・コテ
・ウールローラー(バケット)
・受け板
・パテべラ

※パターン付け用
・刷毛
・櫛(くし)
・ローラー(推奨:マスチックローラー)

※入隅・出隅の角の処理や部分補修用
・隅用コテ
・ミニ刷毛
※これらがあると細かい部分の仕上がりがきれいになるでしょう

※その他、あると便利な道具
・防塵マスク
・ビニール手袋
・ウエス(雑巾) チリ際の処理など


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仕上げ材および下地処理材の作り方

EM珪藻土フラット
1. 8.0リットル~9.0リットルの水を大きめの容器に用意します。
2. 珪藻土を投入し、5分以上入念に攪拌して材料のかたまりをなくしておきます。
3. 5分ほど練り置きします。
4. 再度2分~3分攪拌します。

HYMJシーラー3倍液
1. 蓋のある容器に『HYMJシーラー』の原液1リットルを入れます。
2. 水を2 リットル 投入します。
3. 蓋を閉め適度に振って十分に混ぜ合わせると、HYMJシーラー3倍液が3リットルできます。
 ※希釈比率 → HYMJシーラー原液1リットル:清水2リットル

専用パテ材
1. 容器にHYMJシーラー(3倍液)を、目地埋め用は2リットル、不陸調整用は2.5リットル入れます。
2. PJ処理材を1袋(5kg)投入、入念に攪拌します。
3. 専用のパテ材ができあがります。

 ※混合比率
  A:ジョイント目地埋め用  PJ処理剤1kg:HYMJシーラー(3倍液)400cc
  B:不陸調整用       PJ処理剤1kg:HYMJシーラー(3倍液)500cc
 ※実際の施工工程においては、最初に作ったAのパテ材に、さらに100ccのHYMJシーラー(3倍液)を注ぎ足して、Bのパテ材にすることができます。

PJシーラー
1. 容器にHYMJシーラー(3倍液)を5リットル入れます。
2. PJ処理材を1袋5kg投入し、攪拌します。
3. 下地調整材として代用することができるシーラーができあがります。
  これをHYMJシーラーと区別するため『PJシーラー』と呼びます。
 ※混合比率 →「PJ処理材」1kg:HYMJシーラー(3倍液)1リットル

・ST(水練りタイプ)
1. 容器に水を4.5リットル入れます。
2. STを1袋10kg投入します。
3. 攪拌します。
 ※うす塗りタイプ『EM珪藻土フラット』専用の左官塗り下地材です。『EM珪藻土フラット』をコテで仕上げる場合に、この『ST』で下地の処理をします。
 混合比率 →「ST」1kg:清水450cc


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施工手順 ケース1

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面:新規の石膏ボード
☆塗り方:ローラー塗り

STEP 1> 下地処理
・目地処理

1)石膏ボードのジョイント部をVカットしてください。
※Vカットした切り口、その他、出隅・入隅などせっこうが露出している箇所は水引きが激しいため、HYMJ3倍液をハケで、たっぷりと塗ってください。(色ムラ・ひび割れ防止)
2)パテ材をVカットした溝に埋めていきます。(目地埋め)
※他に下地に大きな欠けや穴が有る個所についても同様に、パテ埋めしておきます。
3)目地埋めしたパテが乾燥後、その上からグラスファイバーテープ(寒冷紗)を張ります。
※ファイバーテープ下に空気が残らないように注意しましょう。
4)PJパテ材をグラスファイバーテープを隠すように幅広に扱(しご)き塗りします。
5)他に、ボードのビス頭や表面の紙剥がれなどの小さな不陸(1mm~3mm)がある部分もPJパテ材で埋めて下地を均します。
※専用のPJパテ材は石膏ボードと同じ吸水性なので、全面シーラー処理をせずに直接珪藻土を被せて仕上げ塗りできます。
6)入隅・出隅にもグラスファイバーテープを貼り、その上から、テープを隠すように幅広にしごき塗りします。


STEP 2> 仕上げ

1)マスキングテープ(必要に応じてマスカー処理)を下地から1mmの間隔をあけてチリ際に貼ります。
2)ローラー用いて次の要領で珪藻土フラットを塗ります。
1.材料の地付け(縦塗り)⇒ 2.塗布した材料を均す(横塗り)⇒ 3.目を揃える(もう一度縦塗り)
※1.の地付けはある程度力を入れてローラーを転がし材料を均一に塗っていきます。最後に3.で軽く塗ります。
3)天井際や入隅、窓枠、巾木の周辺などのローラーが行き届かない細部の処理については、ローラーと同時並行でハケで塗っていきます。
4)乾燥してから、もう一度、ⅱの作業を繰り返します。
5)最後にマスキングテープを剥がして終了です。



※その他注意点
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。
・ジプトーン、ラスボードの上には施工できません。

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施工手順 ケース2

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面:既存のビニールクロス
☆塗り方:ローラー塗り

STEP 1> 下地処理

1)クロス面に汚れがある場合は、雑巾などで拭いて軽く落としてください。
※汚れがひどい時は、中性洗剤を水で50倍~60倍で薄めた液体を使って落とすと良いでしょう。
2)クロスが下地にしっかり付いているか確認します。
3)クロスが大きく浮いてしまっている箇所は、カッターで切り落とします。
4)次の3ヶ所を重点的にステープルで留め(タッカー処理)、クロスの剥がれを防止します。
A:切り落とした箇所    B:クロス貼り合わせ部分    C:チリ際
※おおよそ15cm~20cm間隔でステープルを打ち込んでください。
5)クロス貼り合わせ部分に割れなどがある場合は、グラスファイバーテープで補強してください。
6)入隅にクロスの貼り合わせがある場合はグラスファイバーテープを貼り、PJパテ材で処理をします。
7)切り落とした箇所は、グラスファイバーテープで補強し、上からPJパテ材でしごき塗りをします。
※クロスに大きな欠けや穴がある場合は、予めGLパテなどで埋めてからテープを貼ります。
8)マスキングテープをチリ際に貼ります。(テープの端を下地にぴったりと寄せてください)
9)PJシーラーを全面にローラーで入念に塗りこみます。
10)マスキングテープを剥がします。


STEP 2> 仕上げ

1)マスキングテープ(必要に応じてマスカー処理)を下地から1mmの間隔をあけてチリ際に貼ります。
2)まず、ステープルを打ち込んだ箇所に予め仕上げ材(珪藻土)を埋め込んで平滑にしておきます。
※この作業を、「下こすり」といいます。
3)ローラーを用いて次の要領で珪藻土フラットを塗ります。
1.材料の地付け(縦塗り)⇒ 2.塗布した材料を均す(横塗り)
⇒ 3.目を揃える(もう一度縦塗り)
※1.の地付けはある程度力を入れてローラーを転がし材料を均一に塗っていきます。最後に3.で軽く塗ります。
4)天井際や入隅、窓枠、巾木の周辺などのローラーが行き届かない細部の処理については、ローラーと同時並行でハケで塗っていきます。
5)乾燥してから、もう一度、ⅱの作業を繰り返します。
6)最後にマスキングテープを剥がして終了です。


※その他注意点
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。
・紙クロスおよび布クロスの上には施工できません。


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施工手順 ケース3

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面: コンクリートおよびモルタル面
☆塗り方:ローラー塗り

STEP 1> 下地処理

1)既存のクロスがある場合は、きれいに剥がします。
※裏紙が残っていると、仕上がり後の浮きの原因になりますのでご注意下さい。スクレーパーなどを使うと、よりきれいに剥すことができます。
2)下地が汚れている場合は、雑巾などで拭いて落としておきます。
3)表面に割れがある場合は、その部分をグラスファイバーテープで補強し、上からパテ材で扱き塗りします。
  ※表面にピンホール(穴)やジャンカ(欠け)などがある場合は、左官用補修材で下地処理をして面を平滑にしておきます。
4)マスキングテープをチリ際に貼ります。(テープの端を下地にぴったりと寄せてください)
5)アクが出る可能性がある場合は、あらかじめアク止め専用のシーラーを全面にムラなく塗り込んでおくことをお奨めします。 ※推奨「アク止めハイポリックシーラー」
6)次に、PJシーラーをローラーで縦・横にたっぷりと塗りこみます。
7)マスキングテープを剥がします。


STEP 2> 仕上げ

1)マスキングテープ(必要に応じてマスカー処理)を下地から1mmの間隔をあけてチリ際に貼ります。
2)ローラー用いて次の要領で珪藻土フラットを塗ります。
1.材料の地付け(縦塗り)⇒ 2.塗布した材料を均す(横塗り)
⇒ 3.目を揃える(もう一度縦塗り)
※1.の地付けはある程度力を入れてローラーを転がし材料を均一に塗っていきます。最後に3.で軽く塗ります。
3)天井際や入隅、窓枠、巾木の周辺などのローラーが行き届かない細部の処理については、ローラーと同時並行でハケで塗っていきます。
4)乾燥してから、もう一度、ⅱの作業を繰り返します。
5)最後にマスキングテープを剥がして終了です。


※その他注意点
・新築のコンクリート及びモルタル面への施工は、内部の水分が完全に揮発しきっていないことから、後々の珪藻土の瑕疵の原因になる可能性があります。やむを得ず施工する場合は、下地処理について特別な配慮が必要になります。
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。


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施工手順 ケース4

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面:古壁(繊維壁・砂壁・じゅらく壁)
☆塗り方:ローラー塗り

STEP 1> 下地処理

1)霧吹きなどで水を表面の壁材に噴きかけてふやかしてから、スクレーパーなどで削り落とします。
※必要に応じて市販の剥離材を使うときれいに剥がしやすくなります。
2)下地に割れがある場合はグラスファイバーテープで補強します。
3)マスキングテープを下地から1mmあけてチリ際に貼ります。
4)アク止め専用のシーラーを全面にムラなく塗り込みます。 ※推奨「アク止めハイポリックシーラー」
5)PJシーラーをローラーで縦・横にたっぷりと塗りこみます。
※この段階で下地面の不陸(凸凹)をなくし平滑にしておきましょう。
6)マスキングテープを剥がします。


STEP 2> 仕上げ

1)マスキングテープを下地から1mmあけてチリ際に貼ります。
2)天井際や入隅、窓枠、巾木の周辺などローラーで塗れない細部から先に、ハケで塗っていきます。
3)次に広い面にローラーを下から上へ転がすようにリズムよく塗っていきます。始めは軽く転がし、含んだ材料が少なくなるにつれて、徐々に力を入れて塗っていくと上手く塗れるでしょう。
4)2回塗りで仕上げるとよりきれいに仕上がります。2回目は、ローラーの向きを変えて塗ってください。
5)マスキングテープを剥がして終了です。


※その他注意点
・EM珪藻土はコテ押さえ仕上げはできません
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。


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施工手順 ケース5

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面:新規の石膏ボード
☆塗り方:コテ塗り


STEP 1> 下地処理
・目地処理

1)石膏ボードのジョイント部をVカットしてください。
※Vカットした切り口、その他、出隅・入隅などせっこうが露出している箇所は水引きが激しいため、HYMJ3倍液をハケで、たっぷりと塗ってください。(色ムラ・ひび割れ防止)
2)パテ材をVカットした溝に埋めていきます。(目地埋め)
※他に下地に大きな欠けや穴が有る個所についても同様に、パテ埋めしておきます。
3)目地埋めしたパテが乾燥後、その上からグラスファイバーテープ(寒冷紗)を張ります。
※ファイバーテープ下に空気が残らないように注意しましょう。
4)PJパテ材をグラスファイバーテープを隠すように幅広に扱(しご)き塗りします。
5)他に、ボードのビス頭や表面の紙剥がれなどの小さな不陸(1mm~3mm)がある部分もPJパテ材で埋めて下地を均します。
※専用のPJパテ材は石膏ボードと同じ吸水性なので、全面シーラー処理をせずに直接珪藻土を被せて仕上げ塗りできます。
6)入隅・出隅にもグラスファイバーテープを貼り、その上から、テープを隠すように幅広にしごき塗りします。


STEP 2> 中塗り

1)マスキングテープを下地から1mmあけてチリ際に貼ります。
2)ST(水練りタイプ)を1.0mm~1.5mmの厚さで全面にコテ塗りします。
※この中塗りで、下地を完全にフラット(平ら)な面にしておきます。
3)マスキングテープを剥がします。


STEP 3> 仕上げ

1)マスキングテープを下地から1mm~1.5mmの間隔をあけてチリ際に貼ります。
2)中塗りした「ST」が完全に乾燥(1日程度)したのを確認したら、珪藻土フラットを1.0mm~1.5mmの厚み(ST材が出ない程度)で1面ずつコテ塗りしていきます。
※ST材が乾燥後、コテベラまたはパテベラで表面の細かいバリ(突起)を削っておきます。
3)材料が手につかない程度に乾燥したら、2回目はコテ波の出ない程度に薄く塗って仕上げます。
4)出隅・入隅の処理も水引き前に仕上げます。
5)チリ廻りの処理は、面単位での施工が終わるごとに養生テープを剥がしてチリ押さえをします。
※水を付けてチリボウキで押えると色むらの原因になりますので注意してください。


※その他注意点
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。
・フラットタイプは骨材が少ないため、木コテ仕上げや荒らしは不向きです。
・ジプトーン、ラスボードの上には施工できません。


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施工手順 ケース6

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面:既存のビニールクロス
☆塗り方:コテ塗り

STEP 1> 下地処理

1)クロス面に汚れがある場合は、雑巾などで拭いて軽く落としてください。
※汚れがひどい時は、中性洗剤を水で50倍~60倍で薄めた液体を使って落とすと良いでしょう。
2)クロスが下地にしっかり付いているか確認します。
3)クロスが大きく浮いてしまっている箇所は、カッターで切り落とします。
4)次の3ヶ所を重点的にステープルで留め(タッカー処理)、クロスの剥がれを防止します。
A:切り落とした箇所    B:クロス貼り合わせ部分    C:チリ際
※おおよそ15cm~20cm間隔でステープルを打ち込んでください。
5)クロス貼り合わせ部分に割れなどがある場合は、グラスファイバーテープで補強してください。
6)入隅にクロスの貼り合わせがある場合はグラスファイバーテープを貼り、PJパテ材で処理をします。
7)切り落とした箇所は、グラスファイバーテープで補強し、上からPJパテ材でしごき塗りをします。
※クロスに大きな欠けや穴がある場合は、予めGLパテなどで埋めてからテープを貼ります。
8)マスキングテープチリ際に貼ります。(テープの端を下地にぴったりと寄せてください)
9)PJシーラーを全面にローラーで入念に塗りこみます。
10)マスキングテープを剥がします。


STEP 2> 中塗り

1)マスキングテープを下地から1mmあけてチリ際に貼ります。
2)ST水練りタイプを1.0mm~1.5mmの厚さで全面にコテ塗りします
3)マスキングテープを剥がします。


STEP 3> 仕上げ

1)マスキングテープを下地から1mm~1.5mmの間隔をあけてチリ際に貼ります。
2)中塗りした「ST」が完全に乾燥(1日程度)したのを確認したら、珪藻土フラットを1.0mm~1.5mmの厚み(ST材が出ない程度)で1面ずつコテ塗りしていきます。
※ST材が乾燥後、コテベラまたはパテベラで表面の細かいバリ(突起)を削っておきます。
3)材料が手につかない程度に乾燥したら、2回目はコテ波の出ない程度に薄く塗って仕上げます。
4)出隅・入隅の処理も水引き前に仕上げます。
5)チリ廻りの処理は、面単位での施工が終わるごとに養生テープを剥がしてチリ押さえをします。
※水を付けてチリボウキで押えると色むらの原因になりますので注意してください。

※その他注意点
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。
・フラットタイプは骨材が少ないため、木コテ仕上げや荒らしは不向きです。

・紙クロスおよび布クロスの上には施工できません。

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施工手順 ケース7

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面: コンクリートおよびモルタル面
☆塗り方:コテ塗り

STEP 1> 下地処理

1)既存のクロスがある場合は、きれいに剥がします。
※裏紙が残っていると、仕上がり後の浮きの原因になりますのでご注意下さい。スクレーパーなどを使うと、よりきれいに剥すことができます。
2)下地が汚れている場合は、雑巾などで拭いて落としておきます。
3)表面に割れがある場合は、その部分をグラスファイバーテープで補強し、上からパテ材で扱き塗りします。
※表面にピンホール(穴)やジャンカ(欠け)などがある場合は、左官用補修材で下地処理をして面を平滑にしておきます。
4)マスキングテープをチリ際に貼ります。(テープの端を下地にぴったりと寄せてください)
5)アクが出る可能性がある場合は、あらかじめアク止め専用のシーラーを全面にムラなく塗り込んでおくことをお奨めします。 ※推奨「アク止めハイポリックシーラー」
6)HYMJシーラー(3倍液)をローラーで縦・横にたっぷりと塗りこみます。
7)STを1.0mm~1.5mmの厚さで全面にコテ塗りします。
8)マスキングテープを剥します。


STEP 2> 仕上げ

1)マスキングテープを下地から1mmあけてチリ際に貼ります。
2)「ST」が完全に乾燥したのを確認したら、珪藻土フラットを1.0mm~1.5mmの厚み(中塗り材が出ない程度)で1面ずつコテ塗りしていきます。
3)材料が手につかない程度の水引き具合になったら、2回目はコテ波の出ない程度に薄く塗って仕上げます。
4)出隅・入隅も水引き前に仕上げます。
5)チリ廻りの処理は、面単位での施工が終わるごとに養生テープを剥がしてチリ押さえをしてください。
※水を付けてチリボウキで押えると色むらの原因になりますので注意してください。

※その他注意点
・新築のコンクリート及びモルタル面への施工は、内部の水分が完全に揮発しきっていないことから、後々の珪藻土の瑕疵の原因になる可能性があります。やむを得ず施工する場合は、下地処理について特別な配慮が必要になります。
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。
・フラットタイプは骨材が少ないため、木コテ仕上げや荒らしは不向きです。


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施工手順 ケース8

☆仕上げ材:EM珪藻土フラット(薄塗りタイプ)
☆施工下地面:古壁(繊維壁・砂壁・じゅらく壁)
☆塗り方:コテ塗り

STEP 1> 下地処理

1)霧吹きなどで水を表面の壁材に噴きかけてふやかしてから、スクレーパーなどで削り落とします。
※必要に応じて市販の剥離材を使うときれいに剥がしやすくなります。
2)下地に割れがある場合はグラスファイバーテープで補強します。
3)マスキングテープを下地から1mmあけてチリ際に貼ります。
4)アク止め専用のシーラーを全面にムラなく塗り込みます。 ※推奨「アク止めハイポリックシーラー」
5)STを1.0mm~1.5mmの厚さで全面にコテ塗りします。
※この段階で下地面の不陸(凸凹)をなくし平滑にしておきましょう。
6)マスキングテープを剥がします。


STEP 2> 仕上げ

1)マスキングテープを下地から1mmあけてチリ際に貼ります。
2)「ST」が完全に乾燥したのを確認したら、珪藻土フラットを1.0mm~1.5mmの厚み(中塗り材が出ない程度)で1面ずつコテ塗りしていきます。
3)材料が手につかない程度の水引き具合になったら、2回目はコテ波の出ない程度に薄く塗って仕上げます。
4)出隅・入隅も水引き前に仕上げます。
5)チリ廻りの処理は、面単位での施工が終わるごとに養生テープを剥がしてチリ押さえをしてください。
※水を付けてチリボウキで押えると色むらの原因になりますので注意してください。


※その他注意点
・EM珪藻土はコテ押さえ仕上げはできません
・水が引いた後に重ね塗りをすると色ムラの原因になります。
・フラットタイプは骨材が少ないため、木コテ仕上げや荒らしは不向きです。


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EM珪藻土カラーバリーエーション

EM珪藻土フラットは、自然界から抽出された黄土・ヤシ灰活性炭・紅土・三波石・荒木田土などを顔料として使用しています。 カラーバリエーションとして、次の9色の色味があります。
お部屋の雰囲気や好みに応じてお選びください。
※ご注意(写真は標準的な色味ですので、実際の仕上がりの風合いは、多少異なる場合があります。)

☆EM珪藻土フラット

・白花(しらはな)

・珊瑚(さんご)

・梔子(くちなし)

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EM珪藻土仕上げパターン

EM珪藻土には、主として次のようなパターンづけの種類があります。
お客様の好みにあわせて多様なパターン付けをお試し下さい。

・ナチュラルストーム

・ナチュラルストーム

・ウエーブ

・ハケウエーブ

・ハケ引き

・くしウェーブ

・くし引き

・ハマウェーブ

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施工の注意点

Ⅰ.冬季施工のご注意
(~冬季に施工する前に必ずお読みください~)

珪藻土が持つ機能を最大限に発揮させるため、またより安全な製品のご提供を心がけ、石油化学原料はいっさい使用しておりません。このため、冬季に施工する場合には、伝統的な左官材料に特有な、白華・色ムラ・粉浮きのおそれがあります。
より精度の高い施工品質を保つため、次の注意点をお守りいただきますようお願いいたします。
ご不明な点は、施工前に弊社までお問い合わせください。

1. 温度について
1. EM珪藻土施工後乾燥するまでに、室温が15℃以下になる恐れがある場合は、乾燥が遅く白華発生および凍害の原因となりますので、施工を中止するか、やむを得ず施工する場合は温度管理を厳重に行ってください。
2. 施工前に室内を暖めてください。順調な乾燥には15~20℃の室内温度が最適です。
 特に1日の中で室内の最低温度が15℃以下になる場合は乾燥が遅くなり、白華の危険性があります。
 エアコン・オイルヒーターなどの湿気の発生しないもので採暖する必要があります。(薪・石油燃料を使用した採暖方法は、塗面が黄変しやすいので避けてください。)
3. 施工後1~2日、表面が乾くまでは部屋温度が昼夜を通し15℃以下にならないように採暖してください。(エアコン・オイルヒーター等で、直接風があたらないように注意してください。)
4. 開口部は、風が入らないように養生してください。ただし、湿気がこもらないように、時々湿気を逃がしてください。扇風機で風を回しながら採暖すると、乾燥が早くなります。

2. 基準水量と攪拌時間について
1. 練り水は、冷水(10℃以下)を避けてください。
2. 基準水量を守ってください。水が多すぎると、白華しやすくなります。
 練り始めは水が少ないと感じますが、5分以上練っていると塗りやすい硬さになります。
3. 材料が締まって練り戻すときは、水を加えず攪拌機で練り直してください。もとの硬さに戻ります。


Ⅱ.失敗事例

~下地編~

失敗例 1
石膏ボード下地の状態があまり良くなかったが、そのまま施工した。 ひび割れが発生してしまった 下地の状態がよくない場合、現場管理者と相談し、手直ししたうえで、施工してください。
 
失敗例 2
リフォーム工事で、天井のプリント合板やジプトーン(化粧石膏ボード)を剥がさずに下地処理もせずに施工した。 天井全面にアクだ出てきてしまった。
ジョイント部分にひび割れが発生してしまった。
天井下地を組みなおし、石膏ボードを貼りなおして、施工してください。
 
失敗例 3
下地ボードのジョイント部分がV溝加工されていなかったが、そのまま施工した。 ジョイント部分にクラックが入ってしまった。 下地ボードのジョイント部分は、必ずV溝加工を施し、ジョイント処理をしてから、仕上材を施工してください。
 
失敗例 4
石膏ボードの入隅をコークボンドで処理をした。 入隅にクラックが入ってしまった。 入隅処理は、必ず専用ジョイント材(PJ)とグラスファイバーテープを使用し、施工説明書通りに施工してください。
 
失敗例 5
ジョイント処理にクロス用のパテを使用した。 ジョイントの下地処理が透けてしまった。
一部にはクラックも発生した。
必ず専用ジョイント材(PJ)とグラスファイバーテープを使用してください。

~準備・仕上げ塗り編~

失敗例 6
練りにくかったので基準水量より多い水で練った。 ジョイントの下地処理が透けてしまった。
一部にはクラックも発生した。
基準水量の厳守は徹底してください。
 
失敗例 7
練るときに、珪藻土を先に投入して、後から水を入れて練った。 攪拌不足のため、色ムラ・テカリが発生してしまった。 練るときは、必ず水を先に入れ、攪拌しながら珪藻土を入れてください。
 
失敗例 8
樹脂系塗り壁材と同じような感覚で、重ね塗りをしたり、部分的に塗りなおした。 色ムラが発生してしまった。 基本的に、乾き始めてからの重ね塗り・部分塗りは避けて下さい。色ムラの原因になります。



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