こんにちは、受注購買課の石津です。
今回ご紹介いたしますのは、最近リフォーム時や新築時での採用が急上昇の、高性能樹脂窓、YKK.APの【APW330】が、性能値はかわらず、デザイン性を重視した商品として発売されます。
一つは、「APW330」の木目仕様。色褪せが少なく、傷がつきにくい木目柄の高耐候性ラミネートは、大日本印刷と3年かけて共同開発したもの。木の「フェイク」といった枠を超えた「本物の木窓のような仕上がり感」を実現した。性能は1.31W/(m2・K)と従来と変わらない。価格も3割増し程度に抑えた。色はチーク色とブラックウォールナット色の2色の木目柄を用意し、外構や外観とのトータルコーディネートを可能にした。7月10日より全国発売されます。
今回発表した「APW330」木目仕様(左)。樹脂形材を溶着した構造でコーナーの接合部の段差が小さくつなぎ目が自然。従来のアルミ系窓(右)と比べると一目瞭然わかります。
もう一つは、網目のない樹脂防火窓です。「APW330防火窓」耐熱強化複層ガラス仕様は、ガラスから網をなくすことで眺望が良くなり、インテリアも損なわない。自社製の耐熱強化複層ガラス(Low-E)を採用することで、こちらも価格を従来の5%増しに抑えています。網目をなくしたことは、眺望やデザイン面だけでなく断熱性能も向上させた。ガラス厚が薄くなり、空気層を広く確保できたため、1.85W/(m2・K)と1.9を切る高性能が実現。同時に窓の重量も減り施工性も向上した。20分両面耐火、3階建て以上にも使用可能なEB認定品としては、業界初という。4月3日全国発売されます。
左:耐熱強化複層ガラス 右:従来品の網入り複層ガラス
同社代表取締役の堀秀充社長は、今回のデザイン面を重視した新商品発表に際し「2009年のAPW330発売以来、性能値を全面にうたってきたが、商品の原点である樹脂の美しさやデザインに立ち返り、それらをもっと訴求していきたい」と語っておられます。
いいですね!!これからは、機能性だけを追求した商品だけでは、もう売れない時代なんでしょうね。
サッシだけではなく、あらゆる商品も、機能性、デザイン性を重視しながら、なおコスパにも優れて商品しか生き残れない時代かも知れないですね。
今回も、最後までお読み頂きありがとうございました。
OK-DEPOT 石津 積