こんにちは。
流通課の岩沢薫です。
今回は、文字列操作の関数を紹介します。
(下にデータ例の表が有ります。)
【LEFT 関数】
文字列の先頭(左)から指定された文字数の文字を抽出します。
LEFT(文字列,文字数)
例:C2=LEFT(B2,4)
「B2」に入力された文字列の先頭(左)から「4」文字なので「2016」が抽出されます。
【MID 関数】
文字列の指定された位置から指定された文字数の文字を抽出します。
MID(文字列, 開始位置, 文字数)
例:D2=MID(B2,5,2)
「B2」に入力された文字列の「5」文字目から「2」文字なので「11」が抽出されます。
【RIGHT 関数】
文字列の末尾(右)から指定された文字数の文字を抽出します。
RIGHT(文字列,文字数)
例:E2=RIGHT(B2,2)
「B2」に入力された文字列の末尾(右)から「2」文字なので「01」が抽出されます。
ただし、このままだと「数字」(文字)として認識される場合もあります。
そんな時は、VALUE関数を使うと数値に変換されます。
【VALUE 関数】
文字列として入力されている数字を数値に変換します。
VALUE(文字列)
(注意:文字列に数値、日付、時刻以外を指定すると、エラー値 「#VALUE!」 が返されます。
例:E2=VALUE(RIGHT(B2,2))
「B2」に入力された文字列の末尾(右)から「2」文字なので抽出された「01」が「1」と表示されます。
今回は文字列操作関数を紹介してみました。
これ以外にも様々な関数が有ります。
上手に組み合わせて複雑なデータ抽出もサクッと!