フォークリフトで荷物を取る際、フォークの爪がパレットに挿し込む当たり、爪が挿しこみすぎか、足りないか、作業者が判断しにくい場合があります。特に経験の少ない者にとって、正確な判断が難しいです。
以前、コンテナからフォークで荷卸した作業者が、コンテナにある手前のパレットを取ろうとしたら、フォーク爪を挿しこみし過ぎでパレットの後ろの商品に傷つけてしまうケースがありました。
類似事件の再発を防止するために、フォークリフト、リーチフォーク、ハンドルフォークの爪に印を付けることにしました。
常用のパレットの奥行き寸法を参考に、フォークリフト、リーチフォーク、ハンドルフォークの爪に写真のような印を付けました。フォーク爪がパレットに差し込む際、パレットの後ろに爪が出ないほどは目安です。
爪の挿し具合の表記があって、フォークリフト、ハンドルフォークの操作者が
判断しやすくなりました。
ちょっとの工夫でフォーク爪の挿し過ぎによる物損がだいぶ回避できました。
嵐山 コウイチ
流通課
201512