木材の規格について

木材の規格について

投稿日:2014年10月18日 カテゴリー:雑談
ID:4715 投稿者:建材事業部 流通課

木材の規格には主なものとして「JAS(日本農林規格)」「JIS(日本工業規格)」「AQ(優良木質建材等認証)」の3つがあり、それぞれの規格に適合した製品にはその文字を記したマークが表示されます。

このようなマークは木材製品の取引が公正におこなわれ、生産の効率を高め、消費者の信頼を得る事などを主な目的として制定されました。

この3つの中で一般的にあまりなじみがないと思われる「AQ」とは1973年に新しく制定された制度で、近代化に伴い、今までの規格では次々出てくる新しい技術や、新製品に対応が難しくなった事から制定されました。
AQマークは(財)日本住宅・木材技術センターによって認証されるもので、「品質性能」、「製造技術」、「品質管理」などの基準で判定され、結果、優良とされた製品のみに表示されます。

また、木材には「グリーン材」、「MSR材」、「KD(Kiln dry)材」と呼ばれる物があります。
グリーン材とは未乾燥の木材を指す名称
MSR材とはグレーディングマシンという強度を調べる測定器で強度区分された木材で、測定結果により、頭にEのアルファベットがついた数字で強度のランクを表示します。
KD材とは人工的に乾燥させた木材の事を指します。

色々なマークがありますね^^

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