こんにちは。
外渉課のフセヒロシです。
無垢の木材をサイディングに使用したいと実は思っている方、
実は相当いらっしゃると思っています。
(正面だけに使用されることも多いです)
デッキに使用されることの多いレッドウッドですが
サイディングに使用されることも多くなってきています。
一般的なレッドシダー等に比べ、耐久性もよく広葉樹のような硬さもないので
現場からの施工しやすいという声も聞かれます。
今回は、レッドウッドの外壁への施工についてご説明します。
一般的には、胴縁にて通気層を確保し
その上にレッドウッドを施工していただきます。
※#477/MGと#711/MGはサイディング自体の形状の違いで施工の違いがあります
順序としては・・・
①間柱、管柱、通し柱に構造用合板を固定
②防水紙(透湿防水シート)を張る
③胴縁施工(シートの固定、通気層の確保)
④レッドウッドを施工
胴縁は尺ピッチもしくは尺半ピッチにて施工します。(303~455mm)
乱張り等の場合、レッドウッドを加工して施工いただきますが
この際もジョイント部に胴縁がくるよう加工していただきます。
上記の画像でいうとこの箇所です。
赤枠部分はジョイント部分を含んでいますので、胴縁にて固定です。
#711/MGは下地の順序が異なり
①間柱、管柱、通し柱に防水紙(透湿防水シート)を施工
②胴縁施工(シートの固定、通気層の確保)
③耐水合板を施工(胴縁に固定)
④レッドウッドを施工
ポイントとして、③の合板の順序が異なること、構造用合板ではなく耐水合板を使用することとなります。
形状の違いは・・・
上記のように雨水の入り込みの可能性の差が、サイディングの形状の違いで発生するからです。
形状により意匠性も変わります。
外壁面は建物を印象付ける大きな要素となりますので、慎重に決めたいですね。
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