針葉樹と広葉樹の違い?

針葉樹と広葉樹の違い?

投稿日:2016年04月30日 カテゴリー:その他 | 雑談
ID:36826 投稿者:建材事業部 受注購買課

こんにちは。

受注購買課の上野正裕です。

無垢フローリングのという物を最近よく耳にするようになりました。

住宅や施設、店舗など色々なところに使われています。

そんな無垢フローリングには、さまざまな樹種があります。

大きく分けると、針葉樹と広葉樹に別れます。

【針葉樹】                【広葉樹】

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先がとがり細い葉の針葉樹と、扁平な形の葉の広葉樹。針葉樹と広葉樹は、一般に知られているように葉の形から見分けられます。

幹は、針葉樹はまっすぐ伸びているのに対し、広葉樹は太くて曲がっていることが多く、さらに枝分かれしているのが特徴です。

英語で針葉樹をソフトウッド、広葉樹をハードウッドと言うように、針葉樹は軽くて柔らかく、広葉樹は重くて硬いといわれています。

これは木が含んでいる空気の量に関係しています。木を構成する細胞と細胞の間には、無数の孔=空気の隙間が空いていて、細胞と空気の隙間の割合を空隙率(クウゲキリツ)といいます。

大半の広葉樹は空隙率が低いため気乾比重が大きく、木は重くなります。逆に針葉樹は空隙率が高くなり、比重も小さく、木は軽くなります。

硬さの違いに関しては、空隙率の低い広葉樹は細胞の密度が高いために硬くなり、針葉樹は密度が低いために柔らかくなるというわけです。

 

ところが、広葉樹には、重くて硬いという一般的な認識からはずれる樹種もあります。

針葉樹の樹種は540種と言われているのに対して、広葉樹は20万種と格段に多く、さらに構造も複雑なことから、性質もバラエティーに富んでいます。

世界で一番軽い木として知られ、模型飛行機の材料としておなじみのパンヤ科のバルサは、広葉樹なのに発泡スチロールのように軽くて柔らかく、板状のものならハサミやカッターで簡単に切ることができます。また、世界で一番重い木はハマビシ科のリグナムバイタですが、こちらも広葉樹です。

【バルサ】          【リグナムバイタ】

parusa  batai

 

世界にはまだまだみた事も、聞いた事もないような木がたくさんあるはずです。

皆さんはどんな木がお好みですか?

私達OK-DEPOTでは、さまざまな無垢フローリングを販売しています。

お好みのフローリングが見つかるかも♪

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それでは本日はここまで。

よいWGをお過ごしください!

 

 

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