こんばんは!
外渉課のあらきです。
今回は、ロートアイアンとロートアルミの違いをご紹介いたします。
ロートアイアンとは?
「鉄は熱いうちに打て。」ということわざどおり、 鉄を真っ赤になるまで炉で熱してハンマーやプライヤーで力を加えると、 他の金属と違い、鉄はある程度広い範囲の温度で比較的長時間の軟化状態を維持する事が可能なので、 数ある金属の中でも加工性の良い金属と言えます。
この加工性の良さを活かし、熱した鉄を様々な用途に合わせた形状に加工する手法を「鍛造」と呼び、 そうして出来たアイアン部材を鍛えた鉄と書いて「鍛鉄」と呼んでいます。
「鍛鉄」を英語でロートアイアン(WROUGHT IRON)と言います。
「WROUGHT」とは細工するの意である「WORK」の過去分詞形です。
こうして作り出されるロートアイアン製品は、 力強さとしなやかさを併せ持つとても魅力的な材料で、 我々はこのロートアイアンパーツを様々な建築金物に応用し、 門扉やフェンスを始め、階段手摺やバルコニー手摺など 意匠性と強度とをかねそろえた建築建材として、実に様々なシーンでご活用いただけます。
ロートアルミとは?
ロートアイアンをアルミ材で造った物をロートアルミと呼んでいます。
アルミ材はアイアンと比較しおよそ1/3の比重で強度も劣り、またアイアン程の腰もない為加工性も悪い金属なのですが、なんといってもアイアン特有の赤錆が発生しないという事で、近年数多くの建築資材に応用されています。特に屋外での仕様では、アイアンに比べメンテナンスの手間が少ないという点で大いにメリットがあります。
また、建物に直接取り付けるバルコニー手摺やキャノピーといった使い方ではその軽さがメリットとなり、建築躯体への負担も軽減する事ができる為、安心してお使い頂く事ができます。
そこでOK-DEPOTでは、ロートアイアンの加工ノウハウをアルミにも応用し、ほぼ見た目にはロートアイアン同等のアルミ製品の商品化を行っています。
OK-DEPOTでは使用用途や予算に合わせて、ロートアイアン及びロートアルミのどちらもご提案が可能となっております。 一つ一つハンドメイドでオリジナリティーある金物を製作してみませんか? お気軽にお問い合わせください!
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