こんにちは！
開発課 本山です。
今日は前回の続きで、国産材を使うメリットについてお話ししますね！
そのメリットとは、以下の3点に集約されます。
?放置山林の整備促進による環境保護
?使われていない森林資源の有効活用
?林業の復興による地域経済振興
国産材は現在、安い輸入建材に押されてシェアが少なくなっているのは周知のとおりですが、
そのせいで林業従事者が減少し、山林の管理が行き届かなくなり、
日本全国の森が荒れ放題となっています。
森が荒れてしまうと、動植物がつくる自然の生態系を維持できないばかりか、
地盤が緩んで土砂崩れなどが発生し、人命にも直接的な被害が及びかねません。
一度人間の手の入ってしまった森は、人間が管理し続けないと、その姿を維持できないのです。
よく「割り箸の使用を抑えて、自然を大切に！」と言いますが、
適度に木材を使ってあげないと、逆に自然を破壊してしまうんですね。
ちなみに割り箸は、ほとんどが山林整備時に伐採した間伐材を使用しているので、
割り箸を使うことはむしろ自然環境の保護に貢献しているとも言えます。
逆に考えれば、日本にはまだまだ有効活用されていない森林資源がたくさんあるということです。
また、かつて盛んだった林業を復興させるということは、産業のない地域の経済情勢にとって、
貴重な活力源ともなりえます。
林業に従事するために地方に労働力が集まれば、地方の過疎化も防げるかも知れません。
・・・実はこの時期特有の花粉症ですが、戦後の発展途上期にたくさん植林した後に
放置された大量のスギやヒノキが、おびただしい花粉の発生源と言われているので、
これらの木材をどんどん使っていけば、花粉症の症状もやわらぐかも・・・？
花粉症の人は国産材を使いましょう！（ムリヤリ）
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あなたも安心・安全な国産材を使って、
日本の森林保全・林業促進に貢献してみませんか？？