こんばは。
OK-DEPOT 受注購買課の上野正裕です。
今回ご紹介するのは、ハンスJウェグナーの代表作の一つ、ピーコックチェア。
ピーコックとはクジャクの事。
名付け親は、フィン・ユールで、初めてこのチェアを見たときに、その特徴的な背部から即座にぴったりな名前を付けました。
背もたれを構成する棒が矢(アロー)の形に似ていることから「アローチェア」と呼ばれることも。
デンマークの家具デザイナー、ハンス・J・ヴェグナーが1947年にデザインしたチェア。
ポストモダン時代のデザインに近い作品ながら、ヨハネス・ハンセン社にて1947年に製造が開始されていました。
このチェアは華やかな外見に重点をおいたものではなく、人間工学的な美も表現していたのです。
このハイバックの大きな背もたれにつけられた緩やかなカーブは体のラインに見事にフィットするように設計され、孔雀の羽根を彷彿とさせる平らな部分は、肩甲骨のあたりがチェアの背部と重なるよう位置されています。
またシートも低く設置され、ゆったりともたれる事ができ楽な姿勢で快適に座り続けられるようになっています。
1992年にヨハネス・ハンセン社より、PP Møblerが製造を受け継ぎました。